【危険!?】食品添加物の乳化剤とは?危険性を解説

こんにちは、neiraです☆

 

食品添加物の乳化剤をご存じでしょうか?

 

乳化剤はありとあらゆる食品に使われている身近な添加物です。

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日常的に口にしている私たちは、その危険性を知っておいた方がよいでしょう。

 

今回は、食品添加物でよく使われている乳化剤の危険性についてお話していきます。

 

添加物について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

【危険!】食品添加物とは?私たちが知らない心身への本当の影響

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【危険!?】食品添加物の乳化剤とは?危険性を解説

 

では、はじめに乳化剤とは何か、詳しく説明していきますね。

 

乳化剤は物質同士を混ぜやすくする添加物

 

乳化剤は、水と油のように混ざりづらい物質同士に働きかけて性質を変化させ、均一に混ざりやすくするための食品添加物です。

 

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乳化剤を使えば、製造をする側にとっては製品が作りやすくなるので、とても都合がいい添加物です。

 

シャンプーや化粧品、石鹸や洗剤などにも使われていますが、その場合には名称が変わり、界面活性剤ともよびます。

食品の場合には乳化剤と呼ぶのが一般的ですね。

 

界面活性剤は2000種類あり、そのうち安全性を優先させた食品添加物として指定されているものが乳化剤として使用されています。

 

また乳化剤の役割はほかにも・・・

 

起泡→液体を混ぜてできた泡を安定させて、ケーキやホイップクリームにボリュームを出します。

 

消泡→豆腐のように、液体に泡ができないようにしたり、できた泡を消したりしてなめらかさを出します。

 

分散→ココア粉末を水の中で均一に分散させるココア飲料のように、粒子が細かな個体を液体の中で均一に分散させます。

 

湿潤→個体の表面を液体に濡れやすくして、粉末のダマを防ぎます。

 

可溶化→溶けない物質を界面作用によって、まるで溶けたかのように透明な状態にします。

 

洗浄→界面活性剤と表示されていて、石鹸や衣料用洗剤に使われています。

 

こんなにあります。

 

さらに・・・

 

●食品の性質を改良する機能もあり、パンやお米などが時間経過とともにかたくなる「デンプンの老化現象」を防いでおいしさを保つ効果。

 

●食品にツヤを出したり透明度を上げたりして口当たりをよくする効果。

 

●たんぱく質を改良して乳化を安定させたり食感を向上させたりする効果。

 

●お弁当やお惣菜、缶コーヒーなどの保存性を高める抗菌作用の効果

こんな役割も持っています。

 

乳化剤は、1つの添加物ではなく、様々な添加物を使っていて、一括して乳化剤と呼んでいます。

 

注意
複数の添加物を何種類使っていても、食品表示には「乳化剤」と一括で表示することができるので、どんな添加物が使われているのか細かな部分は知ることができません。

 

乳化剤として使われている添加物を紹介

 

乳化剤は、天然添加物合成添加物に分けられます。

 

天然添加物→レシチン、サポニン、カゼインナトリウムなど

 

合成添加物→ショ糖脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルなど

 

では、乳化剤に使われている添加物をいくつか紹介します。

 

グリセリン脂肪酸エステル

→食品の乳化剤としてもっとも使われている添加物。

油脂から得られた脂肪酸とグリセリンを反応させて造ります。

乳化剤としての役割だけでなく、起泡剤、豆腐用消泡剤、デンプンの品質改良剤など、多くに使われています。

●乳製品、乳飲料、菓子類、マーガリン、パンなど

 

ショ糖脂肪酸エステル(ショ糖エステル)

→油脂から得られた脂肪酸とショ糖を反応させて造ります。

乳化剤の他にも、起泡剤、増粘剤、デンプンの老化防止などの役割で使われることがあります。

細菌を抑える役目がありますが、大量に摂取することで下痢を引き起こす場合もあります。

また、奇形や染色体への異常が一部指摘されているため、妊婦は摂取を控えた方がいいでしょう。

●ケーキ、ホイップクリーム、カレールー、清涼飲料水、チョコレート、アイスクリームなど

 

 

ステアリン酸カルシウム

→高級脂肪酸であるステアリン酸とカルシウムの混合物。

医薬添加物として長い間使われていて、体内に入っても吸収せずに排出されるため、毒性はまだ確認できていません。

●健康食品、サプリメント、青汁など

 

ステアロイル乳酸カルシウム

→高級脂肪酸であるステアリン酸とエステル化学反応物のカルシウム塩の化合物。

自然界には存在しないけど、原料はすべて天然。

実験により、脂肪肉芽腫ができたという報告がありますが、通常の食事に変えると回復するそうです。

●豆腐のにがり、中華めんなどに使われるかんすい、ハムやソーセージの決着剤

 

ソルビタン脂肪酸エステル

→甘味料であるソルビトールと脂肪酸を結合させたものです。

ほかの乳化剤と組み合わせて使用することが多い。

クリーム類を使用している食品のなめらかさを向上させるために使われる。

●クリーム類など

 

プロピレングリコール脂肪酸エステル

→食品で使われている乳化剤の中でもっとも単純な構造をしている。

単独で使用しても乳化する力はなく、ほかの乳化剤の性質を改良するために使われます。

油脂が含んでいる食品に使用することで、起泡性がよくなります。

●ホットケーキなど

 

 

レシチン(植物由来、卵黄レシチン)

→近年になってからよく使われる添加物でチョコレートにも入っています。

大豆、アブラナ、卵黄の油脂から抽出したレシチンを主な成分とするリン脂質です。

乳化剤以外にも、分散や湿潤などの役割もあり、油はね防止の効果もあります。

レシチンは天然由来の天然化合物のため、安全性が高いと思ってしまいますが実は勘違い・・・。

猫にレシチンを注射をしたら呼吸が止まって血圧が下がったという報告もあります。

特に、大豆を原料としているレシチンは注意。

大豆アレルギーを発する場合もありますし、大豆の9割以上がアメリカから輸入された遺伝子組み換えなのも注意です。

食品表示で、乳化剤(大豆由来)と書いてある場合には大豆が原料のレシチンが使われています。

●アイスクリーム、マーガリン、調製粉乳、菓子類など

 

また、最近ではポリソルベート類という乳化剤が使われるようになりました。

ポリソルベートは、アメリカで使用されている乳化剤で・・・

●高い発がん性

 

●腸内粘膜の破壊による潰瘍性大腸炎、クローン病などの難病とされる腸炎を引き起こす

こんなリスクががあるため、日本では2008年くらいまで使用が禁止されていました。

 

しかし、アメリカから食品が大量に輸入された影響で、日本は圧力で使用することになってしまったようです。

 

乳化剤はどんな添加物が使われているのか表示されない・・・

 

気になるのは、食品表示を見ても、乳化剤としか書かれていないので、どんな添加物が使われているのかわからないこと。

 

また、乳化剤は複数の添加物が使われているので、複合的に取り入れることで人体にどんな影響があるのかわからないところですね。

 

乳化剤が使われている食材

マヨネーズ

チョコレート

マーガリン

ホイップクリーム

アイスクリーム

ガム

缶コーヒー

豆腐

ドレッシング

麺類

etc・・・

もう、ありとあらゆる食品に使われているので日常的に摂取していることになりますね。

 

私がおすすめする乳化剤が使われていない食品

 

では、私がおすすめする乳化剤が使われていない食品を紹介しますね☆

 

まずは乳化剤不使用のチョコレート。


 

 

お次は乳化剤不使用のパン。

 


 

 

 

最後は乳化剤不使用のマヨネーズ。


 

気になるものがありましたらぜひお試しください。

 

とはいえ、普通にスーパーに売っている食品よりも値段が高く購入が大変だと思うでしょう。

 

そういう方は、こちらの記事に、添加物から身を守る方法を紹介しているのでぜひご覧くださいね☆

【危険!】食品添加物とは?私たちが知らない心身への本当の影響

 

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まとめ

 

今回は乳化剤についてお話しました。

 

乳化剤は複数の添加物が使われています。

 

安全なものもありますが、中には危険性があるものも。

 

しかも、乳化剤はどんな添加物が使われているか細かくは表示されません。

 

また、安全性が認められている乳化剤であっても、複数を組み合わせて使うことでの危険性はわからないのです。

 

心身の健康のためにも、なるべく乳化剤が使われていない食品を選ぶのがおすすめです。

 

とはいえ、乳化剤が使用されていない食品は限られているため、なかなか選ぶのが大変ですよね。

 

そんな人は、こちらの記事に添加物から身を守る方法が書いてあるのでぜひ読んでみてください★

【危険!】食品添加物とは?私たちが知らない心身への本当の影響

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