こんにちは、neiraです☆
虐待やいじめ、どんどん深刻化していますよね。
私は実は、幼少期にどちらも経験済みです。
自分が実際に体験したり、いじめや虐待の痛ましい事件を見たりして思うのです。
虐待・いじめ・あらゆる問題はたった1つのことで解決できると。
今回は、私がこれまでの経験で感じた、虐待・いじめ・あらゆる問題はたった1つのことで解決できると思う、についてお話していきます。
虐待・いじめ・あらゆる問題はたった1つの方法で解決できると思う
先に結論を言ってしまうと、虐待やいじめは、1人1人が心を整えることで解決できるのではないかと思っています。
私は幼少期に、虐待・いじめの経験をしました。
とはいっても、世間を騒がせているような重い虐待ではありません。
何かに失敗するとすぐに平手打ちが飛んできていましたが、どちらかといえば精神的な虐待だと思います。
私は母に冷たくされて、いつも否定をされてきました。
お前には無理。お前にはできない。情けない子。
と・・・。
3つ違いの妹がいるのですが、母は妹には優しく、それがとてもつらかったです。
小学生の時に、学校から帰ってくると「お母さん、あのね。」て子供ってお話しすると思うんですが、私がいくら話しかけても「ふーん。」と背中を向けたまま冷たく返事をされました。
中学生か高校生の時には母から、「だからあんたのことが嫌いなんだよ。」と言われたこともあります。
私は幼少期からの経験から、だんだん母に自分のことを話さなくなりました。
そして、母が大っ嫌いでした。
母はイライラしているとそれを子供に当ててきます。
父親は仕事や遊びでほとんど家におらず、帰ってくるのも遅かったので夕食はいつも、母、私、妹の3人で食べていました。
この夕食の時間がとても苦痛で・・・。
母は父が帰ってこないからかいつも夕食時にはイライラしていました。
私と妹が食べるのが遅いと、「いつまで食べてんの。」と怒ります。
お腹が痛くて食べられないと「残すな。全部食べるまで寝るな。」と言われて、リビングの電気を消して真っ暗にされます。
母は、さっさと食べ終わり、お風呂に入って2階の寝室に行きます。
私と妹が真っ暗なリビングに残されて、泣きながら「もうお腹が痛くて食べらない。」とお風呂に入ろうとすると、母が2階から降りてきてお風呂場から私たちの腕をつかんで引きずり出します。
妹はまだ3、4歳だったはず。
妹の泣き叫ぶ声が、本当につらくて。
今でも幼い子供の激しく泣き叫ぶ声を聞くと、心の奥から怒り、悲しみ、不安、恐怖などあらゆるネガティブ感情が沸き上がってきます。
母は気分に任せてイライラをぶつける。
子供のことを思って叱る、のではなく、完全に当たり散らして自分の気分をすっきりされるための怒りでしかありませんでした。
また、小学2年生の時にいじめにあったことがあります。
仲良くしていた友達から突然、「親に見せないでね。」と手紙を渡されたのです。
恐る恐る手紙をひらいたら、そこには私の悪口がずらーっと書かれていました。
頭が真っ白になりました。
その手紙をもらってから、私はその子からいじめを受けるようになり、私が無口だから「宇宙人」と呼ばれるようになったんです。
登下校の際にヘルメットをかぶるのですが、そのヒモをその子に引っ張られて、まるで犬のリードのようにグイグイと引きずられていました。
休み時間になると、私は教室にいたくなくて、トイレの個室にとじこもって時間を過ごしていたのです。
みじめでつらくて、家でも学校でも居場所がなく、つねに緊張状態でした。
その結果、対人恐怖症や社会不安障害の症状に苦しめられました。
中学生の時に自分の精神状態がおかしいことに気がつき、そこから20年ほど。
つい数年前まで、私はこの症状に悩まされていたのです。
だから、虐待やいじめのニュースを知ると、非常に胸が苦しくなりますし、怒りがこみ上げてきます。
特に虐待は許せません。
子供は親しか頼れないのです。
親がいなければごはんも食べらない、生活をすることができない。
その親に虐げられてしまったら、逃げ場所がないのです。
たばこの火を押し付けるとか、冬に冷水をかぶせるとか、大人でもこわいのに。
まだ親に甘えたい盛りの子供が、これらの好意を母や父から受けるってどんなにつらいことか。
私はそこまでひどい虐待を受けたことがありませんが、母から嫌いと言われたり、無視されたりするだけでも心がずたずたになるほどダメージを受けます。
そして、虐待やいじめは、その時だけがつらいわけではなく、本当の地獄はその先の人生です。
特に幼少期に受けた虐待は、その子供の性格に大きな悪影響を与えます。
親に愛されて育った子供は、自己肯定感が高く人生がうまく生きやすいのですが、親から愛されなかった子供は生きづらさを抱えながらこの先ずっと生きていくことになるんです。
私の場合、異常に人の視線が気になって、1人で外出できなかったり挙動不審になったりする症状が出ました。
人の目を見て話すことができなくなり、しゃべりたくても言葉が詰まってうまく話せなくなったり。
人と深くかかわることに恐怖心を持っているので、人間関係をうまく築くことができずに学校や職場で孤立をすることも多かったです。
虐待やいじめを受けていた当時よりも、これらの症状が私にとって一番つらかったです。
虐待やいじめは、それを受けた人が心の病を発症して人生がめちゃくちゃになることだってあります。
だからこそ、虐待やいじめは本当になくなってほしい。
でも、残念ながらこれからもなくなることはないと思います。
むしろ、増えていくのではないでしょうか。
なぜなら、今現在、多くの日本人の心が乱れているからです。
イライラ、不安、怒り、悲しみ、焦りなどのネガティブな感情は心を乱していきます。
社会では、収入が下がり、不景気といわれて、働いても働いても豊かになれない状態です。
昔は専業主婦が当たり前で、夫が生活費を稼いで、その間奥さんは子育てや家事に専念できた。
だけど今は、収入の低下で共働きが当たり前。
私もやったことがあるからわかるんですが、仕事と家事の両立ってとても大変です。
ましてや子供がいたら、仕事をしながら家事、育児をこなすなんてかなりしんどいでしょう。
時間がない忙しい毎日を送っている人が多く、そのために心は殺伐としています。
また、昔に比べて自然ではない食べ物が多く流通しています。
共働きで時間がないから、手軽で早く食べられるものを、としてファーストフード店やコンビニ、冷凍食品、スーパーのお惣菜などで食事をすませる人がとても多い。
そのような化学調味料や添加物、遺伝子組み換えの食べ物は、私たちの心身に悪影響を与えます。
キレやすい子供が増えた、と言われていますが、食べ物の影響が大いにあると思います。
大人も子供もこのような食事をしていて、なぜかイライラする、なんだか鬱っぽいなど不調を感じてしまうんです。
体調が悪いと心も乱れてきます。
時間がない、疲れた、という日々の中、心身の状態は悪化していくばかり。
すると、そのはけ口として虐待やいじめなどの問題が起こってくるのではないでしょうか。
みんながそれぞれに好きな仕事をして
→十分に収入を得られて
→穏やかで時間に余裕ができて
→自分がやりたいことに集中できて
→ストレスのない環境で暮らしていれば
心が乱れることはないと思います。
自分が満たされていれば、周りの人にも優しくできます。
しかし、現代社会のストレスが多い環境で、自分が満たされていなかったら、周りに優しくする余裕がなくて殺伐とした人間関係になってしまうんですよね。
自分が満たされていて、幸せを感じていれば、他の人に虐待やいじめをしようとは思わなくなります。
特に虐待は、虐待をしている親自身も、子供の時に虐待を受けていたというケースが非常に多いそうです。
だから、虐待って連鎖するんです。
1人1人の心が整って満たされるようになれば、虐待の連鎖を止めることができます。
心を整えると、自分も他人も完ぺきじゃなくて当たり前なんだと理解できます。
みんなそれぞれ個性が違っていいんだと寛容になれるんです。
だから、周りの人と違うとか、自分の言う通りにならないとかで怒りを感じずに、その人はその人のままでいいんだと思えるようになります。
すべての人がそういう考えを持つようになったら、虐待やいじめはなくなるのではないでしょうか。
そんなことを思い、記事を書きました。
心を整える方法はいろいろあります。
●瞑想
●ウォーキング
●ネガティブな感情を定期的に吐き出す
●食事を整える
●生活を整える
●テレビを観ない
●部屋を整える
●好きなことをしたりこの瞬間に幸せを感じたりする
●自分を大事にする
これらは、私が実際にやって効果を感じた方法です。
とはいえ、私自身が完ぺきに心が整っているかというとそういうわけではありません。
まだまだ修行中です・・・・
ただ、これらの方法をやることで昔よりは確実に心の状態が良くなっているのは自信を持って言えます。
まとめ
今回は、虐待・いじめ・あらゆる問題はたった1つの方法で解決できると思う、についてお話ししました。
私が思うには、虐待やいじめは、1人1人の心が整って満たされることで解決できるのではないかと思っています。
もし、今心が荒れている、イライラするなど不調を感じているのなら、ぜひ心を整えてみることをおすすめします。
心を整えれば整えるほど、人生もそれに比例して整っていくから不思議です。