こんにちは、neiraです★
ストレスって心身にどんな影響があるの?と疑問に感じていませんか?
ストレスって、実はあらゆる心身の病気につながる原因になるんです。
そこで今回は、ストレスが与える心身への悪影響についてお話していきます。
もくじ
なぜ?ストレスが心身の病気をもたらすのか
まずその前に、ストレスとはそもそも何なのか簡単に説明しますね。
ストレスってそもそも何?
ストレスという言葉は、元々は物理学で使われていました。
「外からかかる力による物質のひずみ」という意味です。
それが、1936年にカナダのセリエ博士が『ストレス学説』を発表してから、医学でもこの言葉が使われるようになったのです。
医学では・・・
ストレスという言葉は、外からの刺激に対する心身の反応のこと。
そして、ストレスを与えるものをストレッサーといいます。
では、次にストレスがもたらす心身の病気を紹介していきます。
ストレスがもたらす心身の病気
●頭痛、脳卒中
●気管支喘息
●高血圧、心臓病
●胃、十二指腸潰瘍
●うつ病、神経病
●自律神経失調症
●肥満症
●過敏症腸症候群
などなど・・・
ではストレスがどのようにして心身に影響を与えていくのでしょうか?
ストレスが心身に影響を与える仕組み
ストレスを感じると・・・
→交感神経の働きが活発になる
そして・・・
●脳神経が興奮
●眠気がなくなる
●呼吸がはやく荒くなる
●血糖値が上昇
●気管支が拡張、たくさんの酸素を体内に取り込もうとする
●消化器の運動が抑えられ、唾液や消化液は少なくなる
逆にリラックスした状態だと・・・
→副交感神経が優位になる
●血圧が低下
●消化器の活動が活発
●唾液が多くなる
ストレスの初期症状と慢性症状
ストレスを感じると、まずは心身の弱い部分に症状が現れるようです。
症状は一人一人違い、循環器系に出たり、消化器系に出たり様々です。
●肩がこりやすい
●目が疲れやすい
●背中や腰が痛くなる
●頭が重くすっきりしない
●立ちくらみ
●朝すっきり起きられない
●手足が冷たくなる
●夢をよく見る
●食べ物が胃にもたれる
さて、ストレス状態が続き、慢性ストレスになると・・・
●なにかするとすぐに疲れる
●疲れがなかなかとれない
●おなかの張りや痛みを感じたり下痢や便秘を起こしたりする
●ちょっとしたことでイライラする
●人に会うのが億劫になる
●やる気が起きない
●口の中がただれたり荒れたりする
●風邪を引きやすくなり治りが遅い
●舌が白くなる
●体重の減少
●夜中に目が覚めてなかなか寝付けない
●好きなものでも食欲が出ない
こんな症状が現れます。
いいストレスもあるしストレスがまったくないのはよくない
とはいえ、ストレスがすべて悪いわけではなく、いいストレスもあります。
好きなアーティストのライブに行く時にワクワクする気持ちは、心地いい適度なストレスです。
これが、過剰になって夜眠れないほど興奮すると、ストレスが大きくなってしまいます。
ストレスがまったくない状態は、緊張がなく人間の心身を鈍らせてしまいます。
たとえば、長年勤め上げてきた仕事を定年退職した人は、これまでの緊張から一気に解放されてストレスがなくなるので、過小ストレスから逆に老け込んでしまうこともあるのです。
まとめ
ストレスはあらゆる心身の病気をもたらします。
予防するには、ストレスをなるべく感じないように過ごすしかないですよね。
がんばりすぎるのはやめて・・・
●おいしいものを食べる
●好きなことをする
●ゆっくり休む
●適度に運動をしてリラックスする
●自然の中で過ごす
など、自分なりのリラックス方法を見つけるようにしましょう☆