こんにちは、neiraです☆
人間関係に疲れたという人はいませんか?
neira
特に私は人の気持ちが敏感にわかってしまうので、人といるとかなり疲れるんです。
そんな私の経験から、人間関係に疲れたという人に向けて人間関係がうまくいかなくなる理由と人間関係のトラブル回避方法を紹介します。
親子、友達、職場の人、恋人などあらゆる人間関係にあてはめることができますよ。
もくじ
【人間関係に疲れた人へ】人間関係がうまくいかなくなる理由
人間関係がうまくいかなくなる理由は、みんなそれぞれ自分の価値観でものを見ているからです。
生まれてから今まで生きてきた環境はみんな違うので、人生の過程でつちかってきた思考、価値観は違って当然です。
例を挙げると・・・
●しつけが厳しい家庭に育ってきて、挨拶やマナーなどを幼少期から当たり前のように身に着けてきたAさん
●しつけがゆるい家庭に育ってきて、挨拶やマナーに無頓着なBさん
この2人が同じ職場で働いていたとします。
Aさんは挨拶やマナーはきちんとするのが当然だと思っているので、周りの人にも挨拶やマナーをきちんとすることを求めます。
Bさんは、自分が挨拶やマナーに無頓着なので、誰かが挨拶をきちんとしなかったりマナーを守らなかったりしても、平気です。
Aさんはよかれと思ってBさんの仕事を手伝いました。
しかし、Bさんは感謝の気持ちをAさんに伝えることはしませんでした。
わざわざ感謝を伝えるのはみずくさいと思っていたからです。
でも、Aさんは、挨拶やマナーはちゃんとするべきだと思っているので、Bさんはなんでお礼を言わないんだろうとモヤモヤします。
いつまでたってもお礼をいわないBさんに、Aさんはだんだんイライラが募ってきてやがてAさんはBさんを避けるようになってしまいました。
一方でBさんは、なんでAさんが自分を避けているのかがわかりません。
Aさんは、挨拶やマナーをきちんとしないBさんに怒りを感じているのですが、Bさんにとって挨拶やマナーは重視していなくて、親しかったら別にみずくさいことはしなくてもいいだろう、と思っています。
だから、BさんはAさんがなぜ自分を避けているのかがまったく想像できないんです。
neira
多くの人が、自分の価値観や考えでしか物事を見れないので、相手も自分と同じように思っているだろうと勘違いしがちです。
で、自分のルールに反する言動をした人に対しては、勝手に不快感を感じてしまうのです。
でも、当然ながら価値観や考えは1人1人違うので、接していくうちにだんだんとお互いにズレができてしまうんですね。
一方で、気が合うと感じる場合、それはお互いの価値観や考えが似ている、ということです。
自分がこうしてほしいと思っていることに対して、相手も近い考えを持っている場合、自分のルール通りの言動をしてくれるので気分がよくなり相手に好意をいだきます。
先ほどの例でいうと・・・
もし、Bさんが挨拶やマナーはちゃんとするべきだという価値観の持ち主だったら、Aさんが仕事を手伝ってくれた時に「ありがとう!すごく助かったよ!」と感謝の気持ちをきちんと伝えていたはずです。
で、AさんはそんなBさんに対して、「仕事手伝ってよかったな。またBさんが困っていたら手伝おう。」となってAさんとBさんがすれ違ってしまうことはなかったんです。
この地球には多くの人間がいるので、自分に価値観や考えが近い人もいれば、まったく違うという人もいます。
ということは、合う人もいれば合わない人も当然いるということですね。
でもそれは仕方がないことなんですよね。
この価値観がよくて、この価値観がダメということはないのですから。
みんな自分の価値観や考えが正しいと思って生きているんです。
仕事はきちんとやるべきだと思っている人もいれば、仕事なんてやることやっていればテキトーに終わらせておけばいいんだよ、という人もいる。
ここでね、自分は正しいんだ、自分と違う言動をする相手が悪いんだ、おかしいんだ、と思ってしまうと人間関係にヒビが入ってしまうことになるんですね。
自分の価値観に合わない相手に対して不快感が出てしまうので、その言動が相手に伝わってお互いにギスギスしてしまう。
neira
人間関係のトラブル回避方法
それは、人はみんな価値観や考えが違って当たり前だと理解し、相手の価値観や考えを認めてあげることです。
先ほどの挨拶やマナーにこだわるAさん、挨拶やマナーにこだわらないBさんの例でいうと・・・
仕事を手伝ったのにお礼をしてくれなかったBさんに対して、Aさんが
お礼を言われなくてなんだか嫌な気分だな・・・なんかBさんって嫌な感じ。
て、思うのは当然のことで、Aさんはそれでいいんです。
Bさんに対して怒りを感じてもいいんです。
でも、そのあとに一呼吸おいて・・・
BさんにはBさんなりの価値観や考えがあるから仕方ないか。なにか事情があるのかもしれない。
ここまで考えを持ってくるのがベストなんですね。
Bさんのことが嫌いになっても憎くてもいいんですけど、自分とBさんはそもそも価値観や考えが違うということを理解していると、そのあとの人間関係がだいぶ違ってきます。
neira
自分と価値観や考え方が違うと思うと、人は不快感をいだき相手を自分の思い通りにコントロールしようとします。
特に、家族間や恋人間、友達間など近しい相手の場合には、より自分の価値観に近づけようとコントロールするようになります。
しかし、元々価値観や考えが違うのですから、そもそもコントロールはできないんです。
自分がもし、相手の価値観に合わせるようにコントロールされたら嫌ですよね。
それを自分の価値観や考え方に相手をすりよせようとするから苦しくなったり関係が悪化したりしてしまうんですね。
でも、相手には相手の価値観や考えがある、と理解すると相手をコントロールしようとすることが無駄だとわかります。
自分と相手の価値観や考え方は違って当たり前、でも、自分と違う人を排除しようとするのではなく、「そういう価値観、考え方もあるんだな~。」て認める。
人間がお互いに違って当たり前と考えて、お互いを認め合えることができるとあらゆる世界の争いはなくなると思うんです。
職場や学校っていつのまにか派閥ができてしまいますよね。
それは、価値観や考え方が合う人同士が一緒にいるようになるので自然とグループができてしまうからですよね。
で、価値観や考え方が違う人たちとは敵対するようになったり・・・
もしくは、価値観や考え方が周りの人たちと大きく異なる場合、仲間外れやいじめにまで発展してしまいます。
neira
もし、自分が学校や職場などでいじめや孤立してしまった場合、
自分は周りの人たちと違っておかしいんだ・・・嫌われる存在なんだ。
とネガティブになってしまうと思います。
しかし、落ち込む必要はないのです。
なぜなら、人と違って当たり前だからです。
むしろ、みんなと同じ方が不自然なんです。
いじめや孤立を恐れる人は、周りの人から浮かないように自分の価値観や考え方を他の人に合わせようとします。
八方美人というやつですね。
だからみんなになじむことができて、はじかれることはないのです。
いじめや孤立にあってしまう人は、人と違うことを誇りに思ってもいいんです。
もちろん、いじめや孤立はつらいのでできれば経験したくないと思いますが・・・
そんな時は、自分はダメな人間だと卑下する必要はなく堂々としていてください。
まわりはなんだかんだ言ってきたりするかもしれませんが、とにかく周囲に振り回されないことです。
では、価値観や考え方が違う人とどうやって接すればよいのかというと・・・
●人はみんな価値観や考え方が違うことを理解し、相手を認める
●相手に対して怒りや悲しみを感じてもいいけど排除しようとしない
●もし自分の価値観や考え方が相手に受け入れられなくても、相手はまだ未熟なだけだと理解してポジティブでいるようにする
これですね。
相手に対して怒りや悲しみを感じることはまったく問題ありません。
相手を認めなきゃ、好きにならなくちゃと聖人君子になろうとしなくてもいいんです。
人間はみんな未熟で当たり前。
誰でもネガティブな感情を抱きますし、人に対して怒りや憎しみを感じることだって当然。
だから相手に対して怒りを感じても自分を責めなくてもいいんですよ。
怒りや悲しみを感じると、相手を排除しようとしてしまいますが、無視したり避けたりするのはやめましょう。
自分に合わない人に対してそっと距離をあけたりおつきあいを少なくしたりするのはよい方法ですが、なんていうんですかね、悪意を持っていじめのように無視したり避けたりすると自分の価値が下がってしまいます。
自分と価値観や考え方が合わないという人に対しては、感情に任せて排除しようとするのではなく、「こういう人もいるんだ」と認めて、通常通り接することです。
深くかかわらなければ、ストレスを感じることはありません。
逆に、自分がほかの人からわけもわからず避けられたり、嫌な言動をされた時には、「この人は自分の価値観でしかものを考えられない未熟な人なのかもしれない」と思って放っておくことです。
その人があなたに対して理不尽なことで嫌な態度をしてきた場合、あなたは気づかぬうちにその人のルールに反した言動をしてしまった可能性があります。
でもそれは、相手が勝手に自分の価値観や考えであなたを見て判断しているだけなので気にする必要はまったくありません。
たまたまその人の価値観や考え方に合わなかっただけですから。
あなたが悪いわけではないのです。
そんな時に、「私、なにか嫌われるようなことしたかな~」と原因を考えるなど相手の言動で自分の気分をネガティブに下げてしまうのはかなりもったいないのです!
相手の言動に振り回されるのではなく、自分の心は自分で幸せにすることです。
今、楽しいことを見つけたり、楽しくなれるようなことを考えたりして、誰にどんな言動をされても自分の心をつねに幸せで満たしてあげるようにしましょう。
まとめ
人間関係がうまくいかない理由は、みんなそれぞれ自分の価値観でものを見ているからです。
そして、人間関係のトラブルを回避するためには
●人はみんな価値観や考え方が違うことを理解し、相手を認める
●相手に対して怒りや悲しみを感じてもいいけど排除しようとしない
●もし自分の価値観や考え方が相手に受け入れられなくても、相手はまだ未熟なだけだと理解してポジティブでいるようにする
これらの方法がおすすめです。